カラ巡り
車を1日チャーターしてMさん、O君3人で古代ホラズム帝国遺跡巡りに出かけました。
古代ホラズム帝国はこの地に紀元前4世紀~紀元7世紀にあったとされます。
アム川の流れが変わるたびに城塞(カラ)を作り直したらしく、流域には1000以上の城塞跡があるということです。
一番有名なのがアヤズ・カラ。6-7世紀ごろの城塞。
(私は昨日ビールで悪酔いし体調不良のため城塞には登りませんでした。)
アヤズ・カラ近くには遊牧民のテント、ユルタ・キャンプ(モンゴルではゲル、中国ではパオ、中央アジアではユルタと呼ばれます)があります。ここでは宿泊も可能。
今回の旅ではユルタ・キャンプでの1泊も考えていたのですが、体調不良のためこれも取りやめました。
観光客用のらくだも2頭いました。
車で帰ろうとしたらおばさんが寄ってきて、1人1万スム払えという。ただじゃなかったのか。ガイドブックにも有料とは書いてなかったけど。
1~3世紀に栄えたクシャーナ朝時代のトプラク・カラ。住居跡などがしっかり残っています。
トプラク・カラの見学料は5000スムでした。
1~4世紀に建造されたキジル・カラ。外壁はだいぶん修復されています。
見学料は5000スムでした。
昼食は湖畔のユルタで。(果物しか食べられなかったですが。)
昼食後ユルタの中でしばらく昼寝、宿泊気分を味わいました。外は灼熱の太陽ですが、ユルタの中は涼しく、風が通り抜けると寒いぐらいです。
最古の城壁の一つ、カラジク・カラ。
ここは見学料なしでした。
チャーターした車のルームミラーにミニチュアのコーランがぶら下がっているのに気が付きました。中にはびっしり小さなアラビア文字が。これは読むためのものというよりお守りみたいなものでしょうか。
夕食も食べられそうにないので果物だけ食べることに。
バザールに寄ってもらって瓜を1玉購入。1キロ1000スム、7.5㎏だったので7500スムでした。日本円にしたら約85円。むっちゃ安いしむっちゃおいしいです。
明日はいったん飛行機でタシケントに戻り、そこから夜行バスでキルギスのビシュケクを目指す予定です。