シニアバックパッカーの中央アジア旅日記

ウズベキスタンとキルギス周遊16日間

カラ巡り

車を1日チャーターしてMさん、O君3人で古代ホラズム帝国遺跡巡りに出かけました。

古代ホラズム帝国はこの地に紀元前4世紀~紀元7世紀にあったとされます。

アム川の流れが変わるたびに城塞(カラ)を作り直したらしく、流域には1000以上の城塞跡があるということです。

 

一番有名なのがアヤズ・カラ。6-7世紀ごろの城塞。

(私は昨日ビールで悪酔いし体調不良のため城塞には登りませんでした。)

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アヤズ・カラ

アヤズ・カラ近くには遊牧民のテント、ユルタ・キャンプ(モンゴルではゲル、中国ではパオ、中央アジアではユルタと呼ばれます)があります。ここでは宿泊も可能。

今回の旅ではユルタ・キャンプでの1泊も考えていたのですが、体調不良のためこれも取りやめました。

 

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ユルタ・キャンプ

観光客用のらくだも2頭いました。

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車で帰ろうとしたらおばさんが寄ってきて、1人1万スム払えという。ただじゃなかったのか。ガイドブックにも有料とは書いてなかったけど。

 

1~3世紀に栄えたクシャーナ朝時代のトプラク・カラ。住居跡などがしっかり残っています。

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トプラク・カラ

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トプラク・カラ

トプラク・カラの見学料は5000スムでした。

 

1~4世紀に建造されたキジル・カラ。外壁はだいぶん修復されています。

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キジル・カラ

見学料は5000スムでした。

 

昼食は湖畔のユルタで。(果物しか食べられなかったですが。)

昼食後ユルタの中でしばらく昼寝、宿泊気分を味わいました。外は灼熱の太陽ですが、ユルタの中は涼しく、風が通り抜けると寒いぐらいです。

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ユルタでの昼食

最古の城壁の一つ、カラジク・カラ。

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カラジク・カラ

ここは見学料なしでした。

 

チャーターした車のルームミラーにミニチュアのコーランがぶら下がっているのに気が付きました。中にはびっしり小さなアラビア文字が。これは読むためのものというよりお守りみたいなものでしょうか。

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ミニチュア・コーラン

夕食も食べられそうにないので果物だけ食べることに。

バザールに寄ってもらって瓜を1玉購入。1キロ1000スム、7.5㎏だったので7500スムでした。日本円にしたら約85円。むっちゃ安いしむっちゃおいしいです。

 

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明日はいったん飛行機でタシケントに戻り、そこから夜行バスでキルギスビシュケクを目指す予定です。