シニアバックパッカーの中央アジア旅日記

ウズベキスタンとキルギス周遊16日間

2019-01-01から1年間の記事一覧

帰国

9月15日午後4時、福岡空港に降り立ちました。 不自由で不便で不衛生な外国から帰ると、日本がこの上なく素晴らしい国に思えます。 でも何ヶ月かしたらまた不自由さを求めて旅に出かけたくなる気がします。 道に迷ったり言葉が通じなくて困ったことなど日記に…

アルマティからタシケントへ

ホテルからアルマティ空港まで1時間半かけてバスで行きました。 アルマティ空港 空港から見えたキルギスとカザフスタンの国境の山々。スイスのアルプスのように見えました。 上空よりキルギス・カザフスタン国境の山々を望む。 昼頃タシケントに到着。時計の…

アルマティ市内

アルマティはアルマ=アタ、あるいはアルマトゥイとも呼ばれます。 アスタナに首都の座を譲ったものの、今でも人口200万人のカザフスタンの最大都市です。 ソ連時代に造られたため歴史はないですが、碁盤の目のように区画され、街路樹や公園の緑は多く、ベン…

イシク・クルからアルマティへ

も終盤に近付いてきましたが、最後にちょっと欲張ってカザフスタンに寄ることにしました。アルマティはチョルポン・アタから山を越えればすぐなのですがルートがないので迂回していきます。 今朝は天山山脈もきれいに見えました。 早朝の天山山脈 カザフスタ…

イシク・クル(イシク湖)

9月10日は晴れ間が見えていました。気温も温暖です。 今日はキルギス観光のメインの目的地、イシク・クルに向かいます。 イシク・クルは琵琶湖の9倍の面積を持ち、バイカル湖に次ぐ透明度を誇ると言います。イシク・クルに流れ込む川はあるが、イシク・クル…

ビシュケク市内

9月9日は朝から雨模様です。ネットで調べると気温は12度。今日はビシュケクからほど近い大自然、アラ・アルチャ自然公園か、世界遺産のバラサグン遺跡、玄奘三蔵も訪れたアク・ベシム遺跡などを訪ねてみようと計画していましたが、この天気ではどこにも出か…

タシケントからビシュケクへ

旅の前半が終わり、これからキルギス(現地の言葉ではクルグズスタン)に移動します。 ウズベキスタンとキルギスの国境は現在封鎖されており、直接キルギスに渡ることができません。(Mさんによるとフェルガナ地方の一部国境は開いていてそこから入国したと…

カラ巡り

車を1日チャーターしてMさん、O君3人で古代ホラズム帝国遺跡巡りに出かけました。 古代ホラズム帝国はこの地に紀元前4世紀~紀元7世紀にあったとされます。 アム川の流れが変わるたびに城塞(カラ)を作り直したらしく、流域には1000以上の城塞跡があるとい…

ブハラからヒヴァへ

早朝3時AM起床。3:15にはホステルに手配してもらったタクシーに乗車。半袖だとちょっと肌寒い。 早朝のブハラ駅 真っ暗な中、4:14に発車。二等寝台は上下2段ベッドの4人部屋コンパートメントで上の段を指定されました。下段の二人は就寝中、上段に上るはし…

ブハラその2

ブハラの旧市街には小さな路地がたくさんあり、ゲストハウスが軒を連ねています。 外見はともかく、中は割とまともです。 タキと呼ばれる昔のバザール跡のお土産屋さん街。 タキ 小さな女の子が櫛に絵を描いていました。 庶民の台所デフコン・バザールへ。 …

サマルカンドからブハラへ

9:50発のアフラシャブ号でブハラに向かいました。昨夜相席になった日本人2人も偶然同じ列車でした。 見渡す限りの乾いた大地を通り抜けていきます。 同じアフラシアブ号でもタシケント~サマルカンドより速度が遅い気がします。時速100㎞ぐらいしか出てない…

シャフリサブス1日観光~サマルカンド

サマルカンドから峠を越えて世界遺産の1つシャフリサブスに出かけました。 往復タクシーを英国人のおじさんと2人でシェア、一人125,000スム(約1419円)で貸切ることで交渉妥結。片道約1時間半のドライブです。 峠の景色 シャフリサブスはティムールの生まれ…

タシケントからサマルカンドへ

ウズベキスタンが誇る高速鉄道、8:00発のアフラシアブ号に乗車。 車両ごとに客室乗務員がいます。乗車の際にチケットを回収、でも下車直前にチケットを手渡しで戻すのはどういうわけなのだろう。 車内の様子 それなりに高速・快適。車内でパン2個とコーヒー…

タシケント市内

タシケントは280万人の人口を擁する中央アジア最大の都市。旧ソ連の中でも、モスク ワ、サンクト・ペテルブルク、キエフに次ぐ第4の都市です。 タシケントの街並み まずはティムール広場へ。 アムール・ティムール像 旧ソ連からの独立後、国を挙げてティムー…

仁川からタシケントへ

仁川空港は初めてですがともかく巨大。ウズベキスタン航空のチェックインカウンターを探すのに一苦労でした。中東系の顔立ちの一団がいたのでもしかしたらと思ったらやはりそこがウズベキスタン航空でした。出発の2時間半前に着いたのにちょう~だの列。列が…

旅の計画と準備

旧ソ連側のシルクロードを擁する中央アジアはなかなか立ち入ることのできない地域でしたが、2018年2月にウズベキスタン入国の際のビザが免除されたことを機にぐっと身近な存在となりました。旅行作家の下川裕治氏の最新エッセイの中でも今一番おすすめの旅先…