シニアバックパッカーの中央アジア旅日記

ウズベキスタンとキルギス周遊16日間

サマルカンドからブハラへ

9:50発のアフラシャブ号でブハラに向かいました。昨夜相席になった日本人2人も偶然同じ列車でした。

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見渡す限りの乾いた大地を通り抜けていきます。

同じアフラシアブ号でもタシケントサマルカンドより速度が遅い気がします。時速100㎞ぐらいしか出てないのでは。

 

1時間半でブハラに到着。ブハラ駅にはホステルが手配してくれたドライバーが待っていてくれました。ホステルまでの17キロを3万スム(約339円)で送ってくれるのは良心的です。少なくても価格交渉しなくて済んだのは良かった。

ちなみにメーターがついているタクシーもあるみたいですが、まだ行き当たったことがありません。後か先かどちらにしても価格交渉が必要なのは面倒です。

 

ブハラはサマルカンドと同様2500年の歴史を持つ古都。また中世には高名な神学者を排出したりしてイスラム世界の一つの核になっていました。それゆえにイスラム建築の遺跡が数多く残されています。

 

街歩きの始まりは市民の憩いの池、ラビハウズから。 

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ラビハウズ

木陰で昨日食べ残したナンとコーラで簡単な昼食。心地よい風に幸せな気分になりました。

 

2階建てのシティツアーバスを発見。1時間で市内の主な見どころを回ってくれるという。ただし2名以上じゃないと運行しないというので車内で待つことに。約1時間半待ってやっとロシア人のおばさん3人とウズベク人青年1名が参加することになり出発。

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バスの車窓から

1622年に建てられた神学校ですが、偶像崇拝を禁じるイスラムの教義に反して顔が描かれています。鳥獣を描くのも違反です。よく今まで残ったものです。

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ナディール・ディヴァンギ・メドレセ

1127年に建造された高さ46mのミナレット(塔)。塔から突き落として処刑する刑場としても使われたということです。昔の死刑は残酷です。

 

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カラーン・ミナレット

隣のカラーン・モスクは1514年建造。カラーンはタジク語で「大きい」の意味とのこと。

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カラーン・モスクとカラーン・ミナレット

ブハラ・ハンの居城。何度も破壊・再建を繰り返し、現在のものは18世紀のものだというから古くはない。

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アルク