シニアバックパッカーの中央アジア旅日記

ウズベキスタンとキルギス周遊16日間

食あたりのこと

旅行の楽しみの一つは未経験の味や食感に出会うこと。そして美味しい食べ物に出会った喜びは格別です。逆に食事が合わなかった場合は悲惨なことになります。

 

今回の旅行はまさに後者でした。前半は楽しく旅していましたが、ヒヴァでMさんO君と酒を酌み交わしてから宿に戻って後、夜中に激しく嘔吐しました。どうもそば粉を使った料理に当たった気がするのです。ただ食あたりになったのは私だけでMさんO君は平気だったのは、ただの悪酔いだったのでしょうか。それからというものローカルの料理は匂いを嗅いだだけで吐き気を催すようになり、全く食欲が失せました。なんとか果物だけは喉を通るので果物を主に食するようになりました。日本に帰ってからずいぶん痩せたと言われたものです。

 

カザフスタンのアルマティで、例によって小型の桃やバナナなどをスーパーで買って、

宿で桃にかぶり付いた際、切り口で何かが動くのが見え、よくよく見ると尺取り虫のような虫が動いていたのでした。思わず吐き出してしまいました。この話を海外経験の豊富な先輩のIさんに話すると、虫がいるのは当たり前、虫がいるからこそ美味しいのだ、と言われてしまいました。まだまだ修行が足りないなあ。