シャフリサブス1日観光~サマルカンド
サマルカンドから峠を越えて世界遺産の1つシャフリサブスに出かけました。
往復タクシーを英国人のおじさんと2人でシェア、一人125,000スム(約1419円)で貸切ることで交渉妥結。片道約1時間半のドライブです。
シャフリサブスはティムールの生まれ故郷。ティムールゆかりの建築物が随所にあります。中でも目玉は14世紀の建造物アク・サライ宮殿の跡。崩れる前はもっと大きかったようですが、14世紀にこんな巨大な建物をよく作ったものです。
近寄ってみると装飾も残っています。
入場料はなかったですが、スマホで写真を撮っていたらおばさんが何か言いながら近寄ってきました。写真を撮るのも無料ではないらしい。おばさんに7,000スム(約79円)支払いました。どこから来たか、と聞かれそれも書き留めていたみたいですが、そんなことが必要なのだろうか。
昼食は水餃子スープ風。
サマルカンドに帰還後、昨日スキップしたレジスタン広場に。入場料4万スム(約454円)は遺跡入場料の中では最高に高いと言えます。サマルカンドの建物に青色が多いのはティムールが青が好きだった、という話がありますが、この突き抜けるような青空の色と無関係とは思えません。
細かい装飾が素晴らしい。
黄金の礼拝堂も見事です。
夕食はMさんおススメのサマルカンドレストランへ。ウズベク音楽の生演奏と歌があるということで楽しみにしていました。ところが昨日も満席で断らましたが今日も席がないと言われ、どうしようかと思っているところに日本語で話しかけてくるウズベク人が。日本に2ヶ月行ってました、ということですがそれにしては日本語上手。席がないということを伝えると、そこに日本人2人がいるので相席を頼んでみましょう、ととて
も親切な申し出です。お二人も快く相席に応じてくれました。
リズミカルな音楽と歌が切れ目なく流れ、気が付くと3歳ぐらいの女の子が前のほうに出て一人で踊っています。そのうち男の子たちも踊りに加わり、やがて大勢の老若男女が思い思いの振りで踊りだしました。生活の中に踊りというものが自然に溶け込んでいる、そういう文化なのではないか、と思いました。