タシケントからサマルカンドへ
ウズベキスタンが誇る高速鉄道、8:00発のアフラシアブ号に乗車。
車両ごとに客室乗務員がいます。乗車の際にチケットを回収、でも下車直前にチケットを手渡しで戻すのはどういうわけなのだろう。
それなりに高速・快適。車内でパン2個とコーヒーのサービスがありました。
2時間でサマルカンドに到着。駅前にたむろする白タクと交渉し3万スムでホステルへ。
ホステルでたまたま知り合った日本人のMさんは世界160か国以上を旅した猛者。今回の旅は7月に出てきて中央アジアを周遊し、最終的には11月にイスタンブールから出国するという。夜行列車でウルゲンチに旅立つMさんにサマルカンド半日観光に付き合ってもらうことにしました。サマルカンドは何泊目か、とても詳しいので心強いです。
昼食に連れて行ってもらったレストランで食べたラグマン(中央アジア風焼うどん?)
苦手なパクチーがふんだんに入っていて、どけて食べるのが面倒でした。中央アジアの料理には結構パクチーが入っているらしい。中央アジアの食事は自分には合わないかも。
ティムールの孫ウルグ・ベクは天文学者でもありました。15世紀に詳細な天文観測記録をを残しているのは驚きです。
併設の博物館といっしょにガイドしてくれるというのですが、日本語でと頼むと推されて出てきた女子大生。日本語を習い始めたばかりという感じでガイドなんかとてもできるレベルではない。これでガイド料取るなら詐欺だと思っていたら、ガイド料は要らないということでした。良心的です。
紀元前の聖人ダニエルのお棺。棺が巨大。
モンゴルに滅ぼされる前のサマルカンドの中心地。
◎魔法の言葉「アッサローム アライクム」
Mさんは胸に手を当ててすれ違う人や道端にいる人にしきりに「アッサローム アライクム」と話しかけます。すると相手もにこやかに胸に手を当てて「アッサローム」と返してきます。ちっちゃな子供までそうするのです。日本語なら「こんにちは」ですが、これが現地に溶け込む極意なのでしょう。
MさんとはLINEを交換し、ヒヴァで再会することを約して別れました。
2晩もビールを飲んでないので最後に缶ビールを買って乾杯しました。
夜はシャシリク屋へ。シャシリクは中東ではシシカバブと呼ばれるもの。メニューはなく串を選ぶとそれを焼いてくれる。
チキンとビーフの串を選んだらこうなりました。
ビール込みで4万スム(450円)